ぐぐーる

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自分にかけられた呪いを解いて生きる

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あなたは自分の考えや行動に呪いがかけられていることを知ってますか?そんな呪いの正体と、呪いの外し方について書きました。

ども、細かく指示されるのが大きらいなぐぐーるです。お任せしてくれればいい仕事しますよー。

呪いの正体は?

あなたは人と話したり、物事を判断するときに毎回、しっかり考えて返事をしたり、決めたりしていますか?

じつは、人間は普段の行動において、ほとんど考えずに過去の経験からできた判断の基準を使って行動している。

そういった判断の基準を作った過去の経験にもいろいろあって、自分の体験からできるものもあれば、誰かに言われてそうかなとなんとなく信じてしまったものなどがある。

それらを物事に当てはめて考えることをやりやすくする。これは脳の仕組みによるもので、同じような出来事は前に使った記憶を呼び出してどうすればいいのかを考えやすくしている。

つまり、判断をすばやく、楽にできる、脳の仕組みである。

なぜ呪いなのか?

この仕組みは環境の影響を強く受ける。

例えば、男は大体が母親に甘えて育つ。これが母親には甘えて良いという思考のベースを作る。

さて、この男性が母親には甘えて良いと言う考え方から、女性には甘えて良いという部分を抜き出して、社会で出会う女性に接していくと、どうなるだろうか?

うまく関係を築くことは難しいだろう、イケメンであってもいずれ破局する。

このように、環境が変わる際に思考のベースになる部分をうまく見直したり、新しい出来事であるという認識ができないと間違いが起きることになる。

呪いがあなたの人生の足を引っ張り、邪魔をする

あなたは自分が、男性だから、女性だからという理由で何かを戸惑ったりすることはないだろうか?僕は甘いもの大好きだが、男だからという理由でスイーツバイキングに飛び込むのを尻込みしている。

これも呪いの一つだ。誰かから言われたり、自分が属しているグループがそういった空気を持っているとその影響を受けて、こういう考えができあがる。上で挙げた理由は極端だが、誰もが持つものだ。

自分の力を縛り付けてしまう

学生時代に「自分はバカだから」が口癖の友人がいた。最初は謙遜しているのだと思っていた。じっさいに一緒に遊んだり、話していてもそんなふうに感じることはなかった。

一度、気になって聞いてみたら、親から成績が悪いことをきつく言われるみたいで、その際にバカという言葉を言われてるということだった。

僕よりも成績の良かった彼がそんなことを親から言われてると知って複雑な気持ちになったのをよく覚えている。

さて、彼のように自分のことを親からバカだといわれ、自分でもバカだからと言っていると、自分を限定してしまい、何事にもバカだから無理だろうと考えるようになる。実際に、この友人は実力的には余裕だったはずの大学にも落ちてしまう。言い訳は書かなくてもわかると思う。

このように呪いで自分を限定してしまうと自分が持つ本来の力を発揮できなくなる。

人と上手く付き合えない

先ほど書いたように、この仕組みは何度も使ううちに強化されていく。ずっと使ってきた考え方は自分にとって正しいものになる。思っていたものが信じているものに変わる。

自分が信じている考え方と違う意見を持つ人が現れた時に、自分が間違っているかもしれないと思うことは難しい。

その時に相手があなたを説得しようとしたり、自分が相手を説得しようとしてもうまくいかないだろう。

アイデアが生まれない

この信じていることは自由な発想も邪魔するようになる。

「そろそろ電車も空を飛んでいいんじゃね?」

こんなことを言うと即座に否定する人がいる。ありえない、物理的にうんぬん。

でも頭の中で考える時に物理法則なんて関係ない。頭の中で実際に電車を空に浮かべることはいくらでもできるし、そこから様々な空想をしていくうちに生まれるアイデアもある。アイデアなんて頭の中で好きに組み合わせてるうちにポコっと湧いてくるもの。

自分がアイデアを縛るだけならまだしも、否定から入る人になってしまうと、周りの人の自由な発想も潰してしまう。

いいアイデアを上司に伝えたら、あっさり却下されて悔しい思いをした人もいるはずだ、上司には過去の経験からできた思いがあっても、状況が違うかもしれないし、取り組み方が変われば成功があるかもしれない。そんな可能性を摘み取ってしまうことにもなる。

呪いを解く方法

呪いに気づくには、不安や不快を感じた時がチャンスである。

何か新しい情報に触れた時、不安に感じるのは自分の中にある考え方が不安を生み出していることが多い。

例えば、初対面の人に会うことに不安を感じる人は多い。これは今までに初対面の人と会った時の経験が失敗として記録されているから、今回も失敗するかもという予測をして不安になる。

人と考えがぶつかった時、自分の正しさを否定されたような気持ちになって不快に感じるだろう。意見が分かれた時には自分の中に考え方があってそれがその人の考え方と違っているだけ。

人のアイデアを聞いて、否定の気持ちが出た時は自分の考え方がアイデアを間違っていると思って不快だったり、もしかするとそっちが正しいのかもしれないと不安を感じている時だ。

こういった不快や不安を感じた時、なぜ自分が不安や不快の元になった考え方を持っているのかを掘り返していく。

自分がその考え方を持ったのは何故か?いつからそう言う考え方を持っていたのか?誰かから言われたこと?そう言う環境にいたか?を考えてみる。

そして一番大事なのはその考え方が今の環境や生き方にマッチしているものか?もし違うと思ったらその考え方を治すチャンスである。

ここで自分の考えをアップデートすることでいろんな人の考えを受け入れたり、自分を限定していたものから解き放たれることができるようになる。

これも成長の一つの形である。