家族の揉め事「いえばわかる」の誤解
ども、ぐぐーるっす。
よく聞く話だと思うんだけど、「いえばわかる」って思ってるひとがすごく多い。うちの奥様が子供を叱っていて、よく聞いた言葉は「何度言えばわかるの?」
残念ながらひとは言ってもわからない。
言葉なんておなら
ヒトが普段なにげなく話している言葉なんて、ほとんどがおならみたいなもの。心からでたガスが言葉になって口から出て来るにすぎない。伝わってるとしたら匂いくらいだろう。
だいぶ前だけど、ひとは見た目が9割なんて本が流行った。この本の言ってることは言葉よりも身振り手振りや態度などが重要だっていうもので、つまり言葉なんてあまり意味を伝えてないという話。
いやいや、とお怒りの人もいるかもしれないので実例を見せる。次の文を読んで欲しい。
それにまたがり、鍵をひねり、アクセルを開ける。アクセル、ブレーキ、バランスを併用してはしり、交通状況を見て安全を確保しながら、目的地を目指す。
「いえばわかる」だけじゃだめだよね
この文章はバイクの乗り方を書いたものだ。バイクに乗ったことのある人はわかったと思うし、出来る。しかし、アクセルやブレーキ、などの言葉を知らない人にはこれはわからない。アクセルやブレーキについて説明して、わかったとしてもバイクに乗れるようにはならない。
さらに、「交通状況を見て安全を確保しながら」には多くの経験則が含まれていて言語化するのが難しい。
家事にもこういった経験則は多く含まれる。だから「いえばわかる」だったとしても出来るようにはならないのだ。ここが大きな誤解である。
さらに、家事の経験則というのは各家庭によって違いがあって、例えば育った家庭の当たり前は全く違うことも珍しくない。こういった前提を無視して「いえばわかる」は通用しない。
まとめ
- 前提知識がないとわからない
- 経験則を言葉にするのは難しい
今日は取り急ぎこのへんで。