ぐぐーる

あなたらしい楽しさと幸せを

こころから楽しいと思えた仕事。思い出して見て気づいたこと

ども、高校時代のバイト代はほとんどバイクにつぎ込んでしまったぐぐーるです。

そんな高校時代のバイトはお金が欲しいだけだったけど、いろんな年代の人と仕事をとおして関われることは楽しかったし、とても良い経験になった。

さて遊びまくった高校生活もあっという間に三年生となり、進学するか、就職するか?という選択に迫られた。といっても就職は氷河期真っ只中、大学は成績的に厳しそうという状況ゆえに、あっさり専門学校へいくも半年でドロップアウト。フリーターとしてバイトを掛け持ちしながらフラフラしてました。

そんな中、バイト時代の友人に食品倉庫の商品管理の仕事を紹介されます。この倉庫にもともと入っていた派遣会社が撤退するということで人の入れ替え段階だったこともあってすんなりと仕事にありつきます。ここでの仕事がとても楽しかったというお話。

まず、ボスが素晴らしい人だった。ある程度、仕事の流れを覚えた自分に、一つのエリアを任せてくれたうえに、改善したい部分があればドンドンいってねと言われた。

もともと入っていた派遣会社は港湾系の会社で、委託業務でもフォークリフトでの入出庫がメインの会社。食品のピッキング作業なんかはあまりやっていないところだったのでかなり効率の悪いやり方のまま業務を行なっていた。

そこで効率の悪い部分を洗い出して、上司に渡したら、全部任せるから好きにやっていいよのお言葉。

ほとんど経験のない自分によく任せたもんだと思いますが、もともとがひどい状態だったので、ちょっとしたことでも効率が目に見えて変わって行く。

作業によっては三人でやってた仕事が一人で終わるようになったものもあったし、八人で回してた作業が実は五人くらいで回せるようになったり。

委託元から効率化を驚かれて、上司が賞賛されてたのが嬉しかったのを今でも覚えています。そして新規の業務なんかも任せてもらって、一から仕組みを作り上げるのもとても楽しかった。

ところが、そんな仕事の楽しさも安定期に入ってくると日々の業務をこなすだけになってくる。だんだん仕事の行き詰まりを感じるようになってしまい。簡単にいうと飽きてた。

現場がよくなったことは良いことばかりではなかった。今までは問題にならなかったが現場の作業スピードが上がったせいで、事務の無駄が見えるようになってしまった。事務さんと話を進めていくと、最大のネックはシステム的な問題で事務方さんも手を出せない。

自分に手を出せない領域が増えていって、それで少しづつ仕事がつまらなくなっていったんですね。

給料面でも評価されて、バイトにしてはかなりいい金額をもらっていたので、楽しさは薄れたけど、仲間もいる。転職したからって新しい職場が今までのような楽しさがあるかもわからない。

そんな気持ちでゆるい諦めの気持ちと居心地のよさに浸っていたら、倉庫の移転の話が持ち上がってこの現場はあっさりと無くなってしまいました。

移転先へ移ってくれと言われて移ったのですがそれはまた別の機会に書こうと思います。

思い出して書き出して見ると、実は視点を変えてみればもっとできることはあったと思う。人に関する部分や書類的な部分でもまだまだ改善できる余地はたくさんあった。

作業ばかりに目を向けていたせいで全体を見ることができていなかった。飽きたっていうのは視点が固定化されてしまってるときなんだろうな、と書いていて気づきました。